ギョー GUILLOT (フランス)
世界で最も古いバラのナーセリー
1867年。フランスで開催されたバラ品評会で衝撃的なデビューを果たし、国家そのものを冠した名を持つバラ「ラ・フランス」を作出したのは名門ナーセリー「ギヨー社」2代目、ジャン=バプティスト・ギヨー・フィスでした。
ラ・フランスはまさにオールドローズとモダンローズという歴史の変わり目に位置し、その芳香な香り、細い枝ながら大きな花をいくつも付け、なにより繰り返し咲きという特性を持つ、それまでのバラとは全く異なる新しい品種として「ハイブリッドティー」という系統が打ち立てられたのです。
ロサ・ジェネロサ シリーズ
深い歴史を持つギヨー社ですが、オールドローズの性質や風格を残しつつ、常に新しい試みを持った現代のバラを作出し続けています。
ギョーローズの特徴は、中輪で強香、花付き、花保ちが良いことがあげられます。
1966年には有名なオートクチュールの名を冠した「ソニア・リキエル」など、独特の品格・香りをもつ「GENEROSE(ジェネロサシリーズ)」を発表。ジェネロサシリーズはまさに、ギヨー社の真髄とも言えます。